2010年03月14日

小さな町のカメラ小僧・写真展(讚州井筒屋敷)

小さな町のカメラ小僧・写真展(讚州井筒屋敷)
戦前、戦後あたりの写真機は庶民にとって高嶺の花。昭和23年当時で27万円もしたカメラを赤松健一翁は祖父から贈られたそうだ。カメラマン志望になった赤松翁は引田の町でカメラ小僧となってスナップを撮っていった。フィルムを含めた写真材料も高価だったはずである。
そして、昭和27年産経新聞(現サンケイ)大阪本社に報道カメラマンとして就職、同年、同新聞社が日本初のヘリコプターを購入したため、よく空撮で搭乗するようになる。
当時、産經新聞には記者として、司馬遼太郎氏がおられた。
その後、大阪で喫茶店を開き、昭和52年、鳴門市に後に日本最大のミュージアム喫茶となる「UZU珈」を開店する。
赤松健一翁は現在81歳今までの撮りためた写真から引田町を主にした写真展を2010年3月11日~4月4日まで開いている。

小さな町のカメラ小僧」展を訪れると、ちょうど「幼い頃の自分が写っている」と喜ぶ、ご夫婦とご一緒になりました。写真などほとんど撮らない当時ですから写真に撮られるということすら理解してなかったに違いありません。
思いもかけず ご自身の幼少の頃の姿を発見したときの喜びは大きかったことでしょう。

せっかくだから写真と一緒に記念写真を撮りましょうと勧めて 撮ったポートレートは本当に晴れ晴れしたお顔でした。


撮影カメラはPanasonic DMC-FT2 ナレーションは音声合成の ななこさん(声の職人所属)



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